あごだしゲン33歳、自身のグランツーリスモ人生を振り返って

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 僕はグランツーリスモが大好きだ。

どのくらい好きかというと、グランツーリスモ無印から3まで、ゲーム内のライセンスを取得するレースでランクをすべて金にするくらいだ。

4から以降はボリュームがありすぎたこと、操作性がリアルになりすぎたこと、さらに根本的にゲームをする時間が少なくなったことからやりこみはできていない。

 

僕がこのゲームで一番好きなのはコースの攻略。

最初は全然知らないコースでも、まずはコースを覚えて、自分が乗っている車に合わせてブレーキのポイントやコース取りを試行錯誤しながら最適点を探していく。

 

コースと車と会話するのだ。

 

何度も何度も何度も同じコースを同じ車で走ってコンマ数秒を縮める。コースは大体4セクターくらいに分かれてて、第一セクターでかなりうまく行ってタイムを縮めても他のセクターで大ゴケすると結局一周のタイムは遅くなってしまう。そんなときはキーボードクラッシャーになりそうなくらい腹が立ち、そして落ち込んでしまう。

 

そんなこんなを繰り返して0.001秒でも速くコースをまわれたときには、緊張からの解放による高揚感と自分を乗り越えた達成感で絶頂にも等しい快楽が得られる。

さらに限界までタイムを縮めた!と思っても、ふとしたところで違うアプローチのコース取りを発見したりしてそれもまたすごく気持ちが良い。

 

それなのに最近のグランツーリスモはコンピューターが自動で車に合わせてコース取りのラインやブレーキポイントまで表示してくれる。

そんなの外せば良いのにって思われるだろうけど、上のようにコースや車と会話する時間がない・・・だから会話が少なくていいようにラインは表示させる、とやっぱりそこまで面白くない。。の悪循環。

しかしグランツーリスモと聞くと昔の血が湧いてくる。

 

何が言いたいかと言うと、グランツーリスモ1,2,3のときにGTアカデミーがあれば僕はプロドライバーになれてたんじゃないかと言うこと。

そんな夢を見る33歳、あごだしゲン。